ライブUSBメモリを使用してeeeUbuntu 9.04のインストール
kuroです。
これからの作業はeeeUbuntu 9.04のライブUSBメモリを作成後の手順です。作業全体の流れはこちらにまとめていますので、さきにお読みください。
作成したeeeUbuntu 9.04のライブUSBメモリをEeePCに取り付け、電源スイッチを入れます。
そしてロゴが表示されているときにESCキーを押します。
すると、接続されているメディア(HDDとかSDDとかUSBメモリとか)のリストが表示されるので、そこからライブUSBメモリを選択します。
ちなみに私は、SDHCカードをライブUSBメモリにしました(って用語が変ですね)。
とにかくブート可能な外部メディアであればライブUSBメモリにできるようです。
それから私はブートマネージャとしてMBMを使用しているのでじゃっかん異なる部分があるかも知れません。MBMを使用しているときはそこから起動できます。
※ライブUSBメモリから起動するには、BIOSの設定が必要な場合があります。
起動時にロゴが出ないときは、PCのマニュアルを見て確認してください。
さて、これがライブUSBメモリから起動した画面です。これが出るまでに言語を選択する画面が出ますが、日本語を選ぶだけです。
デスクトップに「インストール」というアイコンがあります。この「インストール」アイコンをダブルクリックして、インストール作業を開始します。
インストール手続きの画面に使う言語を選択します。当然、「日本語」を選択して「進む」をクリックします。
※初期設定で「日本語」が選ばれているはずです。
地域を選びます。この地域の選択はPCの時計に関係します。選んだ地域の時刻が設定されるからです。日本ですから地域は「Asia」、都市は「Tokyo」を選択して「進む」をクリックします。
※初期設定で「Tokyo」が選ばれているはずです。
続いてキーボードのレイアウト(配列)を選択します。規定値である「Japan」を選択して、「進む」をクリックします。
※初期設定で「Japan」が選ばれているはずです。
ここからインストールするディスクを指定する作業に入ります。ここからはちょっと厄介です。GRUBのインストール先を設定したり、スワップをゼロにしたり、SSDをパーティション分割したりするには、自動ではできないのです。
なので、「手動で〜」を選択して、「進む」をクリックします。
これが手動でインストール先を指定する画面です。SSDやSDHCカード、USBメモリなどを選ぶことができます。私は8GBのSSDにeeeUbuntuを入れるので、「/dev/sdb」を選択します。しかし、私の場合そこにはすでに旧バージョンのeeeUbuntu 8.10が入っているので、いったんそれを削除します。
「/dev/sdb/sdb1」という項目を選択した状態で、「パーティションの削除」をクリックします。
削除した項目が「空き領域」となります。これで削除されました(実際に削除されるのは次の作業の段階ですが)。
続いてその項目を選択した状態で「新規のパーティション」をクリックします。
パーティションの作成画面が表示されます。
私は8GBのうち、5GBをOSの領域(/)、3GBをユーザーのデータ領域(home)とします。
まず5GBの領域を作成します。
「新しいパーティションのサイズをメガバイト単位で指定する」の項目を「5000」(正確には5GBじゃありませんがね)、
「利用方法」の項目で「ext2ファイルシステム」に、
「マウントポイント」を「/」に指定し、「OK」をクリックします。
元の画面に戻ると5000MBの領域ができています。次にユーザーのデータ領域を作成します。同じように空き領域を選択して「新規のパーティション」をクリックします。
同様にパーティションサイズを「3068」(残り全部)、利用方法を「ext2ファイルシステム」、マウントポイントを「/home」と指定して、「OK」をクリックします。
パーティションの設定が終了しました。「進む」をクリックします。
「スワップ領域を作成していないがかまわないか」という趣旨のエラーメッセージが出ますが、気にしないで「続ける」をクリックします。
ユーザーのアカウントを設定します。
名前、ログイン名、パスワードの3つを入力し、「進む」をクリックします。
なおログイン名は名前を入力すると自動的に入力されます。
そのPCに別のOSが入っていてそちらにアカウントがあれば、設定の移行が可能です。私は移行したくないので、何もしないで「進む」をクリックします。
インストールの設定は以上で終了、確認画面が表示されます。あとは「インストール」をクリックするだけなのですが、そのまえに「拡張」をクリックします。
この画面でブートローダー(GRUBのこと)のインストール先を確認します。OSのインストール先と同じであれば、問題はありません。そのまま「OK」をクリックします。変更したい場合だけ変更してください。
インストールが終わると、再起動を促す画面が表示されます。「今すぐ再起動する」をクリックします。あるいは「試用を続ける」をクリックしてから、普通にシャットダウンを選んでもかまいません。
再起動するときはライブUSBメモリを取り外して、SSDから起動するようにします。
起動時にユーザー名、パスワードを入力すると起動します。初回起動時にはEeePCの種類を指定する画面が出ます。ここで機種を選択して「OK」をクリックします。
以上でインストールは終了です。
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